民宿をはじめたきっかけ
お酒と歌が好きな義理父と働き者で料理が上手な義理母が将来は介護施設にしたいと建てたこだわりの和風家、かつてこの家はよく人が集まる酒場のような場所でした。しかし母は早い年齢でアルツハイマー病になり施設へ….残された父は「ひとりでこの家は広すぎて淋しい、かかぁの夢が詰まったこの家を何かに活用してほしい」と口癖のように言っていました。隣に住む私達はこの家を民宿にして、お客様に自然や田舎の体験を楽しんでもらおうと父に提案しました。父はとても喜んでくれました。子育てと抗がん剤治療を両立しなければならない私にとっても自宅で仕事ができる事はとてもありがたいのです。これから農家民宿を通して色々な方との出会いをとても楽しみにしています。

