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食材を農家から仕入れるべき理由

こんにちは!アスパラガス専門農家、うめむら農園の梅村ひかりです。私は外食が好きでよくランチへ行きます。そこでアスパラ農家で販売をしている事を伝えると、畑を見に来て良いですか?と言われます。もちろん大歓迎です、料理へのこだわりが強い料理人ほど仲良くなれる気がしている私です。

さて今回は、料理人が農家から野菜を仕入れるべき理由についてお話ししたいと思います。

鮮度が抜群
スーパーに並ぶ野菜って収穫から何日たっていると思いますか?収穫した野菜を農家が選果場に持っていき、選果場から大阪辺りの市場に着くのが翌日、そこからスーパーに並んでと、早くても3日程度はかかるそうです。農家さんによっては収穫当日に選果場に持っていかなかったりする事もあります。農家直送の野菜は、収穫されたばかりの鮮度抜群のものが提供されます。市場を通さずに直接仕入れることで、野菜の鮮度が保たれ、食材の味や香りを最大限に楽しむことができます。特に、季節ごとの旬の野菜を提供するためには、農家の信頼と直接の取引が不可欠じゃなかろうかと思います。

安心・安全な食材
美味しさを追求している農家は、自身の野菜づくりに熱心に取り組んでいます。農薬や化学肥料の使用を控え、自然の力を最大限に生かした栽培を行っています。そのため、農家から直接仕入れることで、安心・安全な食材を提供することができます。また、農家と長期的な関係を築くことで、生産地の状況や栽培方法についてもより詳しく知ることができます。

地産地消の推進
地産地消とは、その地域で生産された食材をその地域で消費することを指します。農家からの直接仕入れは、生産者の顔が見える関係を築くことができ、地域経済を活性化させる一助となります。また、地元の食材を使用することで、その土地ならではの食文化や風味を楽しむことができます。

新しい野菜の発見
農家から直接仕入れることで、新しい野菜に出会うチャンスも広がります。農家の方々が新しい品種や栽培方法、別の野菜の栽培に取り組んでいることは少なくないのです。実は今、私達も湧き水でクレソンとわさび栽培の試験中です。上の画像はわさびを植えたばかりの時です。これらの野菜を料理に取り入れることで、メニューの幅が広がり、お客様により多様な食体験を提供することができます。また、農家は他の作物を作る農家とも仲良しの場合が多いです。なので別の野菜の仕入れ先も開拓できる可能性が高いのです。

以上が、私が考える料理人が農家から野菜を仕入れるべき理由の一部です。農家との直接取引は、食材の鮮度や安全性を保証するだけでなく、地域の活性化や食文化の発展にも大きく貢献します。料理人にとっても、農家とのつながりは一層重要なものとなっています。ぜひ地元の農家との関係を築き、価値のある美味しい野菜を提供してください!

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